地域の小学生が多数参加
8月11日、小学4~6年生を対象に、上賀茂診療所で医師・看護師体験をおこないました。
当診療所では初の取り組みでしたが、計29名のたくさんの小学生たちが参加しました。
診療所手作りの保険証を用いてカルテの作成から始まり、白衣を身にまとった子どもたちは車椅子を操作したり聴診器を使って心臓の音を聴いたりしました。また尿検査やレントゲンの擬似体験などもおこない、子どもたちの笑顔と真剣な顔が溢れる体験企画となりました。
「実際にレントゲンを撮ってみたい!」や「看護師になりたい!」などの感想がよせられ、今回の体験参加がきっかけで医療職を目指す子どもが一人でも増えればうれしく思います。
ACLS学習会
6月19日(金)おおみや葵の郷にてACLSの学習会を開催しました。
ACLSは「Advanced Cardiovascular Life Support」の略であり、二次救命処置という意味です。
今回、人が倒れて救急隊が到着するまでの間、どのように対応すれば良いのかを学習しました。
救命の手順講義を受け、胸骨圧迫、AEDの使い方などを学び実際に実技を行うことで復習することができ、また新たな知識を増やす事が出来ました。
チバリヨー行動に参加して
6月18日から19日の二日間、民医連近畿地協主催で行われた「沖縄チバリヨー行動」に葵会から職員2名が参加しました。沖縄に到着してすぐに辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で行われたシュプレヒコールに参加。「基地反対・戦争反対」の声を現地の方々と共にあげてきました。その後、普天間基地や嘉手納基地を実際に見ることで、基地と民家が近くて危険であることや軍機の爆音がどれだけの地域住民にとって騒音なのかを学びました。
今回行動に参加して、現実をしっかり直視しないといけないということを強く感じた。辺野古に毎日座り込みに通っているおじーやおばーたちは、「戦争は、体験したらわかるけど体験してはいけないものなんだ」、「軍がないとこは責められない。日本軍がいるから責められるんだ。だから沖縄に軍隊はいらない。基地はいらない。」など、戦争体験を聞くことも語ることも耐えられない辛さを抱えているはずなのに「絶対繰り返してはならないことの真実」を私たちに語り継いでくれました。「平和」とは、戦争や内戦で社会が乱れていない状態であるということを訴え続けたいと思います。